「月舞台」の裏舞台blog

[月的寓居入門」 月と共に暮らすことの現代的意味を探り月と共鳴する家づくりを実践しよう。 http://www.silk-hut.com/

月的建築術(その4)

 新月伐採木「ノイモントホルツ」

 皆さん、新月材ってご存知ですか?細かい定義はさておいて、冬の新月期に伐採された木は材料としての素性がよいという言い伝えが世界中あちこちにあるのです。
 地球上の生物は多かれ少なかれ月の影響を受けています。海の水をあれだけ持ち上げる力があるのですから、ほとんどが水分で出来ている我々人間や植物だってそのリズムを反映しているに決まっています。有名な話ですが潮の満ち干も女性の月経も月の周期と一致しています。

 人間と木は、このように月のリズムを通じて結びついていた同類項なわけです。月のリズムを持つもの同士が住の体系を支えあうとしたらこんな最適解はありません。人が木の家に惹かれる原初的理由はこんなところにあるのではないでしょうか。

 生きている木に対峙した時、人は直感的に生命波動の同調を察して親密感を覚えます。しかし切り倒された木はいったんその生命を終える。その後材料として第2の使命を与えられる時に、かつての同胞としっかり同調し合えるかどうかは、その後人の手によって生命エネルギーを投入されたかどうかに懸かっている。ほとんどの木は残念ながら人との関係を復活できないままにただの材料と化す。人の手で愛でられ、創作エネルギーを投入された木材だけが再び人と同調関係を取り戻すことができる。だから木は人の手で仕事を加えなければかわいそうなのである。以上は私の勝手な想像話ですけど、、、。

職人の手による丁重な仕事で再び生命を得る



 居住空間が住人の身体と同調関係にあるとしたら、、、、。想像するだけでわくわくしてしまいます。
 

新月の木国際協会

  1. 2008/02/17(日) 11:36:11|
  2. 2008年2月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

マツオ

新月の木についていろいろ話題になっており、Web上でも取り上げる方が多いですが、その多くがNPO新月の木国際協会のホームページからの抜粋のものばかりです。(いいことですが・・・笑い)その中で落合さんの取り組みは、協会が新月の木(=ノイモントホルツ)で何をしようとしているのか、そのコンセプトを具体的な形で示しているモデルになっています。この建物は皮膚感覚で直接体感しなければ伝わりにくいとおもいます。

この建物から、木の持つ本来の魅力を味わうことが出来るでしょう。
      新月の木国際協会副理事長 岩越松男 
  1. 2008/02/25(月) 10:42:47 |
  2. URL |
  3. 岩越松男 #-
  4. [ 編集]

いつも興味深いお話を有り難うございます。波が一分間に打ち寄せる回数がだいたい18回、人間が一分間に呼吸する回数がだいたい18回、理想的な心拍数は18×4倍の72回との事らしいです。(スポーツ心臓の私は平常心拍が50以下と低いため不健康です)月、地球、人間を含めた生き物は互いに影響し合ってるんですね。毎日生活する家は大変重要な場所です。自分も勉強して理想の住まいを造りたいです。その時は宜しくお願いします。
  1. 2008/06/18(水) 17:14:49 |
  2. URL |
  3. ゆうじろう #-
  4. [ 編集]

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Author:toochiai
落合俊也
建築家/ 杉坂建築事務所
1959年 東京生まれ


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