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Forest Symbiosis Theory

Concepts of forest symbiosis housing and forest medicine for foreigners.

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フォレストバウビオロギーへの展開

 フォレストバウビオロギーへの展開

 木という生命素材に惚れ込めば惚れ込む程むほど、森という環境総体あるいはマイクロコスモスが、どれだけ人の体に良い環境なのかが分ってきた。今、森林医学という分野が発展しつつある。これによると森の力は人の免疫力を上げるという確実なエビデンスがある。考えてみれば森と木と人のシンクロナイズは生物進化の過程を見れば当然のことと納得できるものだ。
 太陽と地球の熱の収支と相まって、森という生命の源の環境を少しでも住居に写し取ることは出来れば、工業製品の箱となってしまっている現代住居の次の方向性が見えてくる。森の環境を医学的生物学的に研究して住居環境に写し取る。バウビオロギーの提唱者シュナイダーの言葉に「住居が人間の体と心の健康に寄与しないなら一体何故家をつくるのか」という言葉がある。まさにその通りと思う。ここにフォレストバウビオロギーの構想が浮かんだのである。


13107001_松澤邸
<南側全景>


 ここに紹介する松澤邸は、そんな木の話、森の話から木の建築に興味を持っていただいたクライアントである。だから最初にまず家族全員で天竜の森に行った。そこで生命波動あふれる森を体験し一本の桧の伐採体験をした。70年の命をいただく体験。その木を家の中心に、その木下に家族が集うように樹冠のアナロジーである屋根を被せ、木漏れ日や木立をそよぐ風をパッシブに盛り込む。透湿高断熱の木に優しい森のマイクロコスモスを室内に再現した。


13107006_松澤邸
<2階から落ちてくる木漏れ日>


13107012_松澤邸
<枝をはって支える樹冠は、杉のざら板下見乱幅張り。大工さん泣かせ>


 人々は大きな木の元に集まるものだ。家自体が大きな木あるいは森のアナロジーであれば、家の中心に家族はまとまる。そんな風景が目に浮かんだ。そうして設計者としてこの上ない幸せな気分になることが出来た。


13107007_松澤邸
<大黒柱を越えた家族の中心柱>




「木の凄い家」本舗
  1. 2013/07/08(月) 13:54:01|
  2. 生命素材主義
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Toshiya Ochiai

Author:Toshiya Ochiai
落合俊也(おちあい としや)
Toshiya Ochiai

建築家/ 森林・環境建築研究所 代表
Forest Baubiologie Studio Inc.


森林・環境建築研究所 Web Site

[Forest Baubiologie Studio]
http://www.fb-studio.jp/

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