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Forest Symbiosis Theory

Concepts of forest symbiosis housing and forest medicine for foreigners.

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ジェフリー・バワ建築の片鱗

 ジェフリー・バワ建築の片鱗

 スリランカに行ってアユルヴェーダを体験・勉強してきました。最近、森林の医学的効果に興味を持っているのですが、その延長で自然の力というもの全般を研究してみようと思っています。衣食住全般にわたって自然の力という目で見直してみる時代だと思うのです。

 さて、滞在して治療を受けたバーベリン・アユルヴェーダ・センターと隣接するホテルは、周りの自然と共生した素晴らしい建築でした。調べてみると、設計はスリランカが世界に誇る天才建築家ジェフリー・バワのお弟子さんのターナーウィックラマシンジ氏。

 全開放のホテルフロントは周辺樹木と溶け合っています。


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 宿泊棟はRCの建物ですがこれも周辺の木々に融合しています。そうは言っても、日中の太陽は強烈な熱をもたらしますから、日が翳った以降夜から躯体が溜め込んだ熱がじわじわ室内に伝わってきて、時間差で暑くなる。断熱性能の必要性と畜熱の力を実感する体験でした。2003年竣工の建物ですから技術的にもRC外断熱は無理だったでしょう。

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<宿泊棟を後ろから見る>

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<宿泊棟シーフロント>

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<室内>

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<太陽熱温水器も利用しています>



 特筆すべきは宿泊棟とアユルヴェーダセンターを繋ぐ通路エリアに、建物を凹ませて日のあたらない部分を作り、そこに池をつくりクールスペースにしている点。この部分はガラス扉とガラリで囲まれており、その温度差を利用していつでも建物内はさわやかな風通しのいい空間になっています。この部分にいると何故いつもそよそよと風が吹いて気持ちがいいのだろうと思ったらそういう仕掛けがありました。


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<宿泊棟とアユルヴェーダセンターを繋ぐ涼しい通路>


 自然の力を使う建築の発想は、スリランカのような常夏の熱帯地方でこそ必要です。ジェフリーバワの建築の凄さはスリランカという土地だから可能だったわけですが、今回思わずもその片鱗を体感できた様な気がしました。




「木の凄い家」本舗
  1. 2012/09/26(水) 11:37:48|
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Toshiya Ochiai

Author:Toshiya Ochiai
落合俊也(おちあい としや)
Toshiya Ochiai

建築家/ 森林・環境建築研究所 代表
Forest Baubiologie Studio Inc.


森林・環境建築研究所 Web Site

[Forest Baubiologie Studio]
http://www.fb-studio.jp/

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