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Forest Symbiosis Theory

Concepts of forest symbiosis housing and forest medicine for foreigners.

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ドキュメント映画「森聞き」

 ドキュメント映画「森聞き」

 いい映画を見ました。「森の名手・名人」に合って、その話を「聞き書き」した高校生4人を追ったドキュメント作品です。
 私は全く知らなかったのですが、「森の聞き書き甲子園」という活動があるそうです。それは、全国の高校生が森の名手・名人を訪ね、その知恵や技、生き方を聞き書きし、記録するというものです。高齢の名人と普通の高校生の出会いを通じて、現代のさまざまな断絶、すなわち世代の断絶、都市と農村の断絶、伝統と文化の断絶、技術の断絶の埋め合わせの可能性をみつめるという素晴らしい映画でした。
 自然との調和の延長に仕事があり生活がある。そうすれば、本来の人間としてのあるべき社会生活がおくれる。そのようにして年を取れば、皆名人になり若者から敬われる存在になる。これが人間本来の当たり前の一生のサイクルのあり方なのだと思いました。


 その後、東京ドームでイーグルスのコンサートへ。前回の日本公演に比べてジョー・ウォルシュが若返っていたのにびっくりしました。






「木の凄い家」本舗
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  1. 2011/03/06(日) 23:01:48|
  2. 出来事雑記
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パッシブ住宅・建築シンポジウム2011

 パッシブ住宅・建築シンポジウム「循環型・低炭素型社会における木造住宅・建築の可能性」

 パッシブ建築をリードしてきた野沢正光先生のコーディネートでそうそうたる方々が集合しました。いくつか頭に残ったことのメモを。

*杉のE90材で比較すると、曲げ強度はヒノキや米松より強い。ヤングの測定は簡単に出来るようになってきているから、計測をして番付けをすることで、杉は弱いという一般概念を払拭できる。(田岡秀昭氏)
=『E70材とE90を違う素材として分けることで、むしろ杉の粘り強い強度を生かした構造が出来る。杉=E70=弱い材料という考えはやめよう!』

*「木の家をつくること」はそこに「森を作ること」。森は成長しないと二酸化炭素を吸収しないから、成長分家をつくって森を都市に移していけばよい。(田岡秀昭氏)
=『家つくりは街つくりと言うよりも、家つくりは森つくりといったほうがさらに素敵だ!』

*Difficult Whole:サスティナブルデザインは最も変数の多い複雑なデザインである。その建築に、一番難しい木材である杉を使い、その複雑な難しさにチャレンジする過程で新しいデザインと技術が生まれる。(難波和彦氏)
=『自然は変数が多い。パソコンでこれを解析できる時代だからこそサスティナブルデザインが可能になった。でも、そのシュミレーションゲーム感覚の設計と動物に戻ることで得られる設計は同じところを向いているのだろうか?』

*住宅は線(電線など)と管(配管など)が増えるごとに文明度が上がる。現代住宅は線と管で覆われている。このことで便利になった反面失ったことも多い。つながった線をはずしていくことで逆に豊かさが再発見できる。 (中村好文氏)
=『節約は強いるものではなく楽しむものにしないと。そのようなライフデザインに住居そのものが果たす役割は大きい』

*ウッドマイレージという地産地消の考え方に対して、木は価値があるから移動するのだという考え。経済価値があるものは移動してしまうという経済法則。砂利が一番移動していない。だから地産地消が成り立つ。(清家剛氏)
=『価値をつけることと移動させないこととは両立しないということか?これだからエコはむずかしい!』




『木の凄い家』本舗
  1. 2011/03/10(木) 20:06:25|
  2. 出来事雑記
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オール電化住宅の終焉?

オール電化住宅の終焉?

 3月11日の東北関東大震災。被災された方には心からお見舞い申し上げます。何も出来なくてもどかしいのですが、せめて被災地で復興活動をしている仲間を支援することで後ろめたさを紛らわしています。
 さて、地震の復興は時間がたてば進んできますが,原発の問題は先が見えてきません。あれだけ杜撰な核管理が表面化した以上,原子力発電振興の時代は終わりを告げるでしょう。深夜電力利用制度は原子力発電システムの上に成り立っていますから、これもなくなることになります。そうなるとオール電化住宅はどうなるのでしょう?太陽光発電のスマートグリッド構想に拍車が掛かるか?太陽光発電の普及は東京電力の破格のサービス売電システムで成り立っていますから、東電が倒れればこれも成り立つかどうか。

 革新技術は世の中を大きく変えますが、この事で同時に大きな危うさを孕む事になるのですね。私たちの身の回りは今、革新技術に溢れています。いつも伝統を振り返りながらあえて革新に踏み出さない事。これがもうひとつの価値観になる時代の到来を予感します。
 


木の凄い家」本舗
  1. 2011/03/23(水) 10:00:00|
  2. 環境効率/資産価値
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適材適所の会「杉の勉強会」

 適材適所の会「杉の勉強会」

 95歳の現役きこりさんの口伝。その映像編集を見せていただき解説をいただきました。小さな老人が全く見事に木を倒す映像は鳥肌物でした。大きなチェーンソウで深々と切り目を入れてゆく過程と、楔を打ち込んでねらった方向にまっすぐ倒れる木を見送る映像が、妙に対比的映像として心に残りました。

 林業の世界でも建築の世界でも、道具が電化された時点で木の価値は大きく変化したと思います。両方の時代を体験している職人技能者は、もう多くは存命してはいません。
 道具が電化された時、その道具の使い手はどう思ったのでしょうか?おそらく楽になったと単純に喜んだに違いありません。労働は哲学ではなく、おおらかな日常の延長にあるものだからです。でもここに彼らしか語れない瞬間、近代において大きく物の価値と労働の価値がシフトチェンジした瞬間があります。
 この瞬間の意味を現代から振り返って一言ほしい。どんな一言でも、そこに現代の先細りした労働へのアンチテーゼが掘り起こせるヒントが埋もれていると思えるのです。

 私が長老と呼ばれる高齢技能者に心引かれる理由はここにあります。この点で長老にはまだまだがんばってほしいと思うのです。





木の凄い家」本舗
  1. 2011/03/27(日) 21:31:17|
  2. 環境効率/資産価値
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プロフィール

Toshiya Ochiai

Author:Toshiya Ochiai
落合俊也(おちあい としや)
Toshiya Ochiai

建築家/ 森林・環境建築研究所 代表
Forest Baubiologie Studio Inc.


森林・環境建築研究所 Web Site

[Forest Baubiologie Studio]
http://www.fb-studio.jp/

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