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Forest Symbiosis Theory

Concepts of forest symbiosis housing and forest medicine for foreigners.

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月的寓居Ⅱ建築レポート(その12)

 太陽と月の確認

 月的寓居Ⅱの工事は順調にすすんでいます。屋根葺き工事も終わりサッシもつきました。開口部と空間のボリュームが現れると日の光の入り方、風の流れ方、月の見え方がある程度確認できるようになります。まあまあ上手くいった様でほっとしています。太陽と地球(大地)と月、そして樹木がお互いに呼応しあう空間。人間の原始住居のスタート地点であった森林と洞窟のコラージュのような空間を狙っています。


P1030417_convert_20091210101821.jpg
<敷地が建物で囲まれている為、この家自身が太陽の役割をする窓を持つ必要がありました。夏は
排熱窓として機能します。これから太陽光パネルが設置されます。>



P1030423_convert_20091210101701.jpg
<季節ごとに時間ごとに光の状況が変わります。生活の中に太陽と森がある。夜は森の豊かな静けさ、
そして月が共にある空間です。>





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  1. 2009/12/10(木) 09:57:12|
  2. ムーンハウジング/月的寓居
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月的寓居Ⅱ建築レポート(その13)

 手わざの痕跡

 外壁の下地が出来上がってきました。左官の手仕事の痕跡を残すためにコーナー部分はアール加工してあります。左官仕上げの表現のために下地を作る大工さんの仕事も大変です。現代の建築現場は手間を惜しむ風潮にありますが、手間を掛けていい物を作る創造の喜びが一番大きなものであるべきだと思います。



IMG_1807_convert_20091216085916.jpg
<断熱気密層、通気層の上に木摺板が貼られています。さらにこの上に透湿防水シートを張り、
網付けをしてから左官屋さんが入ります。>



  1. 2009/12/16(水) 10:02:45|
  2. ムーンハウジング/月的寓居
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月的寓居Ⅱ建築レポート(その14)

 木織りの天井

 今日は現場の仕事の2009年最終日です。

 ここのところ大工さんは1階と2階に分かれて天井の仕上げに掛かりっきりになっています。普通天井は野縁を組んで石膏ボードを張り上げたら、あとはクロス屋さんがビニルクロスを貼り付けに来て終了するのが普通です。大工仕事としてはあっという間に終わる作業です。しかしこの家では天の上の仕上げこそ、素材がその生命力を主張し、職人さんが投入したエネルギーを発現してくれるようなものにしたいと思いました。見上げて惚れぼれする職人の天井にしたいと思いました。

 幅のばらばらな細い板の一本一本に柿渋を塗り、色調を整えてから大工さんが丁寧に打ち付けてゆきます。これを木織りの天井と命名しました。生糸を紡いで織り上げる職人手仕事の魂のこもった天井です。


IMG_1819_convert_20091230135037.jpg
<勾配の違う寄せ棟の織り上げは手間が掛かります>






P1100234_convert_20091230135127.jpg
<通常は野地板にしかならない板も、一本一本職人が手間を掛けることで一級品の仕上げ材に生まれ変わります>







  1. 2009/12/30(水) 13:56:18|
  2. 生命素材主義
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プロフィール

Toshiya Ochiai

Author:Toshiya Ochiai
落合俊也(おちあい としや)
Toshiya Ochiai

建築家/ 森林・環境建築研究所 代表
Forest Baubiologie Studio Inc.


森林・環境建築研究所 Web Site

[Forest Baubiologie Studio]
http://www.fb-studio.jp/

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