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Forest Symbiosis Theory

Concepts of forest symbiosis housing and forest medicine for foreigners.

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shedule

*3月22日(土)13:00~17:00
「建築家の家」見学会
情報バンク室内環境ラボ展示連動
リビングデザインセンター OZONE
http://www.ozone.co.jp/



*4月8日(火)15:45~20:00
月暦で「桃の節句」を祝う会
流し雛のためのワークショップ(わら工芸研究会)
月舞台コンサート:ケーナ奏者 八木倫明
CLUB OZONE研究会「月的生活デザインの会」
事務局担当:稲田行  inada@mail-ozone.jp
              ℡03-5322-6429



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  1. 2008/03/04(火) 13:37:15|
  2. 月舞台スケジュール/報告
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月的建築術(その6)

 急傾斜地に住む

 崖地に家を建てるということを想像したことありますか?我が家はまさに崖に建つ家。40度の急傾斜地に半分埋まるように建っています。
 崖地に家を建設する事は何となく不安だから普通は避けますよね。都内の売り地を検索してみても、妙に安いな~と思うとたいてい崖がらみの土地であったりします。


 でも急傾斜であればあるほど、斜面方向の空は大きく開いているはずです。この空に写りこむ天体や雲の流れ、季節や時間によって変わる自然のダイナミズムを日常生活に取り込むことが出来るのです。


 今日はたまたま鎌倉の崖地に家を作りたいというご夫婦が見学に見えました。お二人が帰られた後でしたが、かすかに赤味の残る西の空に見えた新月直後の糸のように細い細い弓形の月のなんと美しかったことか。この月をぜひ見てもらいたかったなと思いました。


 東西南北いずれの方向の空にもそれぞれの季節の物語があります。これを独り占めできるなんてすばらしいことでしょう。とっておきのワインをあけて月を肴に一杯やってしまいました。こんなに豊かな気持ちにしてくれるのも月の力なんでしょうね。





  1. 2008/03/09(日) 15:12:54|
  2. ムーンハウジング/月的寓居
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月的建築術(その7)

 接地型住居の薦め④


 3月に入って大分暖かくなってきました。気温の感覚では三寒四温でまだまだ寒い印象が拭えませんが、地中の大きな熱量は外気温のように簡単に変化しません。ですから少しずつ確実に暖かくなるのが実感できます。
 今日の朝、外気温は8℃でしたが室温は24度ありました。このままではオーバーヒートしてしまう可能性があるので夜間の蓄熱量を一気に四分の一まで減らしました。

 なぜいきなり四分の一なのか?実はまったくの感で決めただけです(笑)

 当初の計画では3月に入ったら一気に加温をゼロにして、どのように温度が落ち着いていくかモニターする予定でした。しかし、土間蓄熱の暖かさや快適さを体感するために訪ねてくる人も多いので、とりあえずは何時でも室内の快適熱環境をキープしておかなければならない状況なのです。本当は多少の居住熱環境を犠牲にしても色々欲しいデータがあるんですけどね。

 それにしても地盤熱容量の力ってすごい!外気の激しい温度変動にもかかわらず地中の温度はどっしりと重く動かない。夏が楽しみ!



  1. 2008/03/18(火) 14:29:44|
  2. アースハウジング/地球体温
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月的建築術(その8)

 ノイモントホルツのキッチンSOHOスタイル

 家づくりの象徴的地位にありながら、家とは関係なく独自に進化発展してゆくシステムキッチンの世界。その機能的でスマートな設備商品が現代の家庭のイメージを作り出し、生活の仕方を規定し、かつ家の作り方にまで大きく影響を与えています。

 システムキッチンは工学的利便性と生産性をとことんまで追及し、おせっかいな程に親切にデザインされたすっきりスマートなシステム製品です。このようなシステム化は家作りにおいて浴室、洗面、収納へとその領域を拡大しています。
 こういった工場生産のシステム部品のアセンブルでほとんど出来上がってしまうのが家づくりの実態なのです。これはまったく月的生産法とはいえませんね。人間性に反した物つくり様式です。

 
 世の中の都市化(情報化)により当然家も都市化されるわけでSOHO形式はそれに対するひとつの解答です。しかし家の中で最初に都市化されたはずのキッチンが、そこだけで完結し、いつまでたっても住居全体の都市化には寄与する気配を見せない。

 その理由はキッチンメーカーが生産単体としてその領域を孤立させているからで、その上にカタログアセンブルでキッチンをはめ込んでいる建築屋の怠慢が重なったからなのです。
 キッチンがこれからの家の現状に合わせて都市化(情報化)するには、工業生産の呪縛から開放してあげなければなりません。そのためにはキッチンが家の本体構造に参加する構成をもちながら、家作りの延長で職人手作りの自由性を持つ必要があるのだと思います。


o025.jpg



ノイモントホルツのキッチン-SOHOスタイル
設        計:落合俊也
製作プロデュース:岩越松男
ストラクチャー  :天竜杉ノイモントホルツ材
甲板        :天竜杉ノイモントホルツ材無接着集成材
シンク       :ステンレス(ルプ)
キャスター収納 :スチール+ノイモントホルツ(石川鉄工)


o032.jpg




  1. 2008/03/24(月) 17:01:18|
  2. ムーンハウジング/月的寓居
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月的建築術(その9)

 「小さい家はイイ家だ」という価値観

 日本の家はウサギ小屋である。これは日本人にトラウマを与えた言葉でした。だからアメリカに習って「広く大きく」が豊かさの象徴であるような価値観が蔓延してしまいました。しかし、これはもう時代遅れの価値観と言わねばなりません。

 都会の住宅地は一般に狭小で密集しています。だからこそ、余計に家は敷地目一杯に建ててはいけない。できる限りコンパクトにして周辺にさらなる余白環境を作り出すような計画が必要だと思うのです。
 少しでもカーボンオフセットを実践し、余白に樹木環境を作り出しましょう。家自体を可能な限り小さくすれば、資源節約にもなるし維持管理の面でも究極の省エネになるのです。さらに周辺環境がよくなるのだから住居環境もおのずとよくなる。環境共生するならその環境から目を向けるのは当然のことでしょう。

 小さい家はイイ家なのです!小さくして周辺環境を含めて最高に質を高めるという発想。これをもって真の豊かな家への道筋にしましょう。

 現代は家庭から必要機能がどんどん外部に流出しアウトソーシングされている時代です。家族形態、近隣形態、社会形態はすでに昔とは大きく変わり、家の持つべき機能がコンパクトに削ぎ落とされました。家自体の機能がコンパクトになったのだから、家もそれに伴ってもっとコンパクトになってよいと思います。
 家がどんなにコンパクトになろうとも、ITインフラの充実によって広大な外の世界と自動的に繋がってしまう。携帯やメールでも広く外の個人との繋がりが簡単に持てる時代なのです。
 だからこそ、余計に家族は特別に深い人間的繋がりを求めなくてはバランスが取れません。コンパクトで豊かな住居空間だけが家族を繋ぎとめる機会をもたらすのです。


 環境共生住宅の計画手法は住居周辺の環境を整えカーボンニュートラルを推進するものです。しかし、これは同時にコンパクトで豊かな空間で心豊かに家族関係を固める手法に応用しなければならないものだと思います。

 コンパクト&リッチ 「小さく豊かに」が時代のキーワードです。




  1. 2008/03/31(月) 16:16:03|
  2. 環境効率/資産価値
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プロフィール

Toshiya Ochiai

Author:Toshiya Ochiai
落合俊也(おちあい としや)
Toshiya Ochiai

建築家/ 森林・環境建築研究所 代表
Forest Baubiologie Studio Inc.


森林・環境建築研究所 Web Site

[Forest Baubiologie Studio]
http://www.fb-studio.jp/

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